raspberry piの初期設定

とりあえず自分が行った設定のメモ

基本的にSSH接続して、操作することを想定している

環境

Raspbian 起動以前

ラズパイの標準OSであるRaspbianをインストールする

イメージファイルを用意する

公式サイト
Raspberry Pi Downloads - Software for the Raspberry Pi

過去のバージョン
Index of /raspbian/images

SDカードをフォーマットする

windows10なら右クリック -> フォーマットでできる
専用のソフト(SDFormatterなど)を使ったらもっと分かりやすいかもしれない

Mac OSならディスクユーティリティを使って可能
Raspberry Pi 3にRaspbianをインストール(Mac OS X を使用) - Qiita

OSをSDカードに書き込む

Windows

Win32 Disk Imager が簡単か
Win32 Disk Imager download | SourceForge.net

Mac OS

Raspberry Pi 3 初期セットアップ(Mac 用) - Qiita

*df -hでSDカードを確認(仮に/dev/disk2s1とする)

% sudo diskutil unmount /dev/disk2
% sudo dd bs=1m if=2017-01-11-raspbian-jessie-lite.zip of=/dev/rdisk2
% sudo diskutil eject /dev/disk2

Raspbian で直接やること

キーボード、マウスなしで最初からやれるらしいが、持ってるならそれでやって問題ない

Raspberry Pi モニタなしキーボードなしマウスなし パソコンのみでRaspberry Piのデスクトップにアクセスする。 - Qiita

インターネットに接続する

raspberry pi 3はwifiが使えるので楽ですね

ファイルシステムの最適化

大きな容量のSDカードを入れても正しく認識してくれなかったりするらしい
新しいバージョンだと大丈夫なこともあるらしいが、一応確認した方がいいかも

% df -h

を実行し、/dev/rootのサイズを確認する

このサイズがSDカードの容量とほぼ一致していればOK

もし小さく表示されているようなら以下を実行

% sudo raspi-config

から Expand Filesystemを選択

raspi-configからやること

  • Change Password
  • Interfacing Options - SSH

ここまでやったらあとはリモートから操作可能。

SSHでログインする

% ssh -p [ポート番号] pi@[IPアドレス]

アカウント名を変えている場合はpiの部分を変更する

ファイルの転送を行いたい場合は

% scp -P [ポート番号] [送りたいファイル] pi@[IPアドレス]:[送りたい場所(/home/pi/...)]

SSHのポート番号を変更する

% sudo apt-get install vim
% cd /etc/ssh
% sudo vim sshd_config

ここでPort 22コメントアウトし、他の番号に変更しておく

色々更新する

% sudo apt-get update
% sudo apt-get upgrade
% sudo apt-get dist-upgrade # ディストリビューションを最新に
% sudo rpi-update # ファームウェアを最新に

Tpis

.bashrc

.bashrcファイルをカスタマイズすると快適になる。

alias ls='ls -F --color=auto'
alias ll='ls -l -1'

を追加しておいた

友人の特定ツイートにクソリプを自動的に送りたい

(Python 2.7.13)

Twitter APIを使ってみたという記事は山ほどあるので、今更という感じだが

成果物

特定のユーザが"二郎"という単語を含んだツイートをすると、自動的に二郎に誘うリプを送る
(二郎:一部の人が大好きな高カロリーラーメン)

f:id:teriyaki398:20181001141813j:plain

Twitter API の準備

これも多くの人が解説してくれてるので、そちらを参照しよう

Twitterアプリケーションの作成(Consumer key、Consumer secret、Access token、Access token secretの確認方法)

Twitter REST APIの使い方

以下の4つの情報が取得できればOK * Consumer Key (API Key) * Consumer Secret (API Secret) * Access Token * Access Token Secret

Python ライブラリ

わざわざライブラリを使うまでもないとは思うが、圧倒的に楽なので

様々なライブラリが存在するが、今回はこちらを用いる

GitHub - sixohsix/twitter: Python Twitter API

以下のコマンドでインストールする

% pip install twitter

基本的には以下のような形で用いる

各認証情報は先ほど取得したものに置き換える

また、タイムラインなどは辞書型で取得される

from twitter import *

# 認証情報
CONSUMER_KEY        = "Consumer Key"
CONSUMER_SECRET     = "Consumer Secret"
ACCESS_TOKEN        = "Access Token"
ACCESS_TOKEN_SECRET = "Access Token Secret"

twitter = Twitter( auth=OAuth(ACCESS_TOKEN, ACCESS_TOKEN_SECRET, CONSUMER_KEY, CONSUMER_SECRET) )

home_timeline = twitter.statuses.home_timeline()    # ホームのタイムラインを取得(デフォルトは20件)
user_timeline = twitter.statuses.user_timeline(screen_name="@xxxx")    # 指定したユーザのタイムラインを取得
twitter.statuses.update(status="hello")    # "hello" とつぶやく

指定できるパラメータの情報などはこの辺りで確認しよう

POST statuses/update — Twitter Developers

特定のツイートに対してリプをする

各ツイートにはidが設定されており、ツイートの際にこのidを指定することで、特定のツイートにリプが返せる

ユーザ@xxxx のツイートid yyyyにリプするときは以下のようにする

status_id = "yyyy"
twitter.statuses.update(status="@xxxx hello", in_reply_to_status_id=status_id)

基本的な流れは、

  1. ユーザのタイムラインを取得
  2. 取得したツイートのテキストにキーワードが含まれているかを判定
  3. リプ済IDリストを確認し、まだリプしていないならクソリプし、IDをリストに追加
  4. 1分ほど待って、1.に戻る

これを繰り返すことで、自動的にチェックしてリプする

同じツイートにリプを返さないように、一度リプしたものは除外する処理が必要

# coding:utf-8

from twitter import *
import time

# 認証情報
CONSUMER_KEY        = "Consumer Key"
CONSUMER_SECRET     = "Consumer Secret"
ACCESS_TOKEN        = "Access Token"
ACCESS_TOKEN_SECRET = "Access Token Secret"

SCREEN_NAME = "@xxxx"


twitter = Twitter(auth=OAuth(ACCESS_TOKEN, ACCESS_TOKEN_SECRET, CONSUMER_KEY, CONSUMER_SECRET))
status_id_list = [] # 同じツイートにリプしないように、リプしたidを記録しておく

while True:
    # secreen_nameのユーザのタイムラインを取得
    tweet_list = twitter.statuses.user_timeline(screen_name=SCREEN_NAME)

    # 二郎に関するツイートをしていた場合、クソリプを送る
    for tweet in tweet_list:
        if tweet["text"].find(u"二郎") != -1:    # 探せなかった場合は、-1が帰ってくる
        
            status_id = str(tweet["id"])

            # まだリプしていないツイートがあったらリプする
            if status_id not in status_id_list:
                twitter.statuses.update(status="だったら、二郎行こうぜ", in_reply_to_status_id=status_id)
                status_id_list.append(status_id)

                if len(status_id_list) >= 20:  # 20以上保持する必要はないので、必要に応じて減らす
                    status_id_list = status_id_list[1:]
    time.sleep(60)

プログラムを動かしっぱなしにすることを想定しているため、timeで制御している

cronなどで定期的にプログラムを実行させる方法もある

(こちらの場合は、IDリストを外部ファイルに書き出す必要がある)

GitHubへのプッシュとその周辺

githubにプッシュするまでの流れ辺りをいい加減覚えたい

まずはGithubリポジトリを新規作成し、URLを取得する

Gitで有効になっている設定を確認し、編集する

Gitには3種類の設定が存在する。

名称 内容
system Gitシステム全体の設定
global 対象となるユーザの設定(ユーザ名、メールアドレス)
local ローカルリポジトリ毎の設定

設定を確認するためには以下のようなコマンドを用いる

% git config --list
% git config --global --list    # global 設定のみを参照
% git config --local --list    # local 設定のみを参照

まずはglobalの設定を行っておく

% git config --global user.name "ユーザ名"
% git config --global user.email "メールアドレス"

ローカルリポジトリ

リポジトリを作成するディレクトリに移動し、リポジトリを作成

% cd [対象ディレクトリ]
% git init

ファイルをコミット待ち状態にする

git add -A と git add . と git add -u の違い - Qiita

% git add [ファイル名]    # 対象のファイルをaddする
% git add .    # 削除されていない部分を全てaddする
% git add -u    # 変更があった部分のみをaddする
% git add -A    # . OR -u で対象となる全てをaddする

ファイルをコミットする

% git commit -m "コメント"

ログを確認する

% git log

リモートリポジトリ編

ファイルがコミットできたら、Githubにプッシュする

まずはプッシュ先のURLを指定する(local設定ファイルに書き込まれるので、一度だけで良い)

% git remote add origin [URL]

プッシュする

% git push -u origin master

GitHubのコミット履歴に意図しない表示があるとき

違う環境からプッシュしようとしたり、最初のglobal設定を忘れていると、

commited with 名前 みたいな感じで本名が表示されたりすることがある

これはPCのアカウントをそのまま引っ張ってしまうことで発生する(MacOS限定の話?)

これはセキュリティ的によろしくない

(とは言っても、Gitというのは履歴を残すためのものなので、ある意味で間違いでは無い)

大量のコミット書き換えはgit filter-branchコマンドで行う

git filter-branch -f --commit-filter '
            GIT_AUTHOR_NAME=[名前];
            GIT_AUTHOR_EMAIL=[メールアドレス];
            GIT_COMMITTER_NAME=[名前];
            GIT_COMMITTER_EMAIL=[メールアドレス];
            git commit-tree "$@";
        ' HEAD

Author と Commiter の2種類が存在し、これらに齟齬があるときに上記のような事象が生じる

そのため、どちらも一括で書き換えてしまう

これをプッシュしてGitHubに反映させる

% git push -f -u origin master